ツチクジラの南蛮漬け
-笑福

ツチクジラの南蛮漬け

館山・南房総のご当地グルメ。笑福で食べるべき一品は…「ツチクジラの南蛮漬け」1700円

クジラの肉へのイメージが完全に覆させられる逸品。柔らかくて、じっくりタレが染み込んでいるクジラの肉のうまみ、南蛮漬けのうまみがじゅわっと溢れ出し、なにこれ?と思わずまじまじと見つめてしまう。

私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・

「ツチクジラの南蛮漬け」

鯨が取れる時期になると生の鯨肉を仕入れ、一口サイズに切り、笑福特製のタレに漬け込んで、マイナス50度の冷凍庫に入れるのを大将ご自身全て仕込みをされるそうです。

くじらのたれについて

くじらのたれとは南房総に江戸時代から伝わるくじら料理の方法のひとつ。クジラの生肉をカットし、それを専用のタレにしばらく漬け込んでおく。それを天日干しして乾燥させたもの。

そうする事で臭みが無くなり柔らかくなり、うまみが大幅に増すのです。

食べるときには、炙ったり茹でたりし、火を通して食べます。

クジラの肉を漬け込むタレについて

醤油、酒、みりん、ニンニク、しょうが、赤ワインなどを使用。化学調味料は不使用で全て自家製。

※くじらのたれだけでも販売しています。美味しく食べる方法も教えて下さいます。

食べるべき一品編集部 リナ
食べるべき一品編集部 リナ

口に入れた瞬間、笑福特製の甘めのタレがフワッと香り、とにかくとろけるような柔らかさで筋も何もなく、噛めば噛むほどに旨味が溢れ出てくる。ここでしか新鮮でかつ美味しい鯨は食べられないと思う
山芋の入った卵焼き、煮魚なども頂いたが、いろいろおいしい。ほんとにおいしい。

さらに追加注文するなら

見頃コース  2000

おまかせ6点盛り
サラダ
クジラ南蛮
寿司or刺身定食

※とにかく新鮮なものを食べていただきたいので、日によってお刺身などまるっきりメニューが変わります

お店のはじまりと店主の想い

2004年開業

笑福の名前の由来

いつでも笑ってないといけないでしょう。
笑っていれば知らないうちに福が入ってくる。

オーナーの経歴

地元は南房総市和田の大将、石井正巳さん

埼玉の川越と、館山渚銀座のすし照さんで板前さんの修行をしておられました。

さらに巴寿司で数十年間料理長として任されていたが、自分のお店を持ちたいということで今の笑福があります。

趣味は釣りで、ご自身で釣られてきたお魚を提供する事もある。

小上がり側の壁一覧には1時間で書かれた井上文太さんの鯨の大きな絵があり、井上文太さんのイベントのオープンニングセレモニーのお料理も石井さんが作られたそう。

井上さんから壁に絵を描いていいかと問われ承諾したところすごい絵ができあがった、このエピソードからも、この大将のお人柄がよくわかりますね。

井上文太さんの絵。

店主さんとのお話語録

大将 石井さん<br>
大将 石井さん

一つ一つ食材にこだわって使っているので、それぞれに物語があります。寿司屋は旬のものをお出しする最先端。時期のものの新鮮な美味しいものを求めていただけるような美味しいお料理をお出しするお店作りを考えています。ここに来て鯨の美味しさもわかっていただけたらなと思います!

◆住所
笑福
千葉県南房総市和田町和田598−7

◆電話番号
0470-47-5229

◆営業時間
11:00〜14:00
17:00〜22:00(L.O21:30)
◆定休日
水曜、木曜日
◆ 駐車場
和田漁港組合のトイレの近くにあります
◆テイクアウト
できます。

ご当地グルメ・食べるべき一品Instagramでの紹介記事

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