和光特製タンタン麺/ロースカツ定食
-和光食堂

和光特製タンタン麺

館山・南房総のご当地グルメ。和光食堂で食べるべき一品は…「和光特製タンタン麺」900円

旨辛スープを一口運べばおわかりいただけます。いままで食べてきたどのタンタン麺とも違う芳しさ、香ばしさ、辛味は練ゴマ醤油ベースの丁度いいアクセントになっており、あぁスープがこれはうまい。

私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・

「和光特製タンタン麺」

ゴマがじっくりときいたすこし甘めでまったりとしたコクのあるスープは見た目ほどにそれほど辛くない。

練ゴマタンタン麺と炒めたひき肉と玉ねぎの乗った勝浦タンタン麺のハイブリッド

とんかつ屋として営業しているとどうしてもでてきてしまうお肉の半端。フードロスをなくしたい思いがひき肉の用途へと繋がり、房州低名山の登山の後やサイクリング、ハイキング、ツーリングで冷えた体を温めていただきたいという想いとなりました。

麺は、中細のちぢれ麺で、スープは鶏ガラと豚のゲンコツと色んなお野菜からとった出汁をベースに、しっかり入れた練り胡麻のコクと甘さ、勝浦タンタン麺の要素として醤油(君津にある宮醤油)を効かせてを使用し、キリッとした感じに仕上げておられます。

練り胡麻の量は味噌ラーメンを作る量と同じくらいの量を入れるそうです。

具は、

・玉ねぎとひき肉を甘辛く炒め煮にしたもの(勝浦タンタン麺風)

・お麩(辛いのと合う)

・チャーシュー

・ナルト

・季節の野菜

・半熟たまご

・ラー油

チャーシューは、創業から父が煮崩れしない程度の時間で水から煮てその後醤油で煮ている。

卵は、日によって煮卵に変わります

食べるべき一品編集部 リナ
食べるべき一品編集部 リナ

練り胡麻から出るコク。香味野菜、そしてお肉の色んな出汁が溢れ出て、旨味がスープにも滲み出ていて、美味しすぎてスープまで飲み干しちゃいました!

食べるべきもう一品

「ロースカツ定食」1100円

千葉県にある県内の豚肉を主に扱う専門卸売店より仕入れた肉質は飛び切り素晴らしくきめ細かく見た目のお肉も美しく、脂は甘く、肉質もしっとりと旨い。

ダイレクトに肉汁と肉美味しさを楽しんでいただきたいという思いで、カツの衣は薄めに揚げているそうです。

細かめのパン粉を使用し、衣が薄いがゆえのサクッとした仕上がりで食感がすばらしい。

ソースは和光食堂さん独自のブレンドで、トマトや何種類かのソースを混ぜ合わせて甘さ控えめのソースに仕上がっていて、カツをより魅力的にしています。

ピンクソルトと呼ばれる岩塩も添えられていて、お肉の旨味を引き出させる塩味が控えめなお塩を選抜されているとのこと。

お米は、このお店のある平群地区の農家さんのお米を使用。最近、籾殻で炊きあげる釜を購入されたそうで、

出来上がりはガス代とはまた別格な美味しさを引き立たせるようで、タイミングが良ければこの釜で炊き上げたご飯も食べられるかもしれません。

食べるべき一品<br>編集長
食べるべき一品
編集長

柔らかく鼻から抜けるいい豚肉だけが持つ旨みを持ち、脂はねっとりと甘みを肉に与えている。薄めだがサックサクな食感を持つ衣はかなり僕の好きなタイプ。

なめこ入りの味噌汁も、これがまたじっくり美味しい。

さらに追加注文するなら

和光特製汁なし坦々麺」 900円

汁なし坦々麺だけ結構太くして提供。
麺を太くする理由は、ゴワゴワしたしっかりかみごたえのある麺にする事で食べ応えのあるものにしたかった。

特製焼き餃子」 300円

お肉と青ネギとニラとキャベツと香りの高い秘密のものが入っています。

お店のはじまりと店主の想い

 創業1982年

初代の川名光男さん(お父様)が元々鋸南にある精肉店で勤めていたが美味しいお肉を食べて欲しいと言う思いでお店を開かれた。

二代目の義人さんは、お父様とは違う飲食をやろうと思い、お寿司屋さんで板前の修行をしておられました。

食べるべき一品編集部 リナ
食べるべき一品編集部 リナ

板前さんだったという二代目の義人さん。是非お寿司やお刺身もいただいてみたい!

創業当時から千葉県横芝の豚肉卸専門社の丸美ミートさんから良いお肉を仕入れおられます。

肉の特徴は、ダントツにとても質がよく身のふりもいいしとんかつにして揚げても全然固くならない。

SDGsの観点からも、余った部位の部分を捨てるのなら、お客様に美味しく食べていただたいなと考え、新メニュー作りにも日々励んでおられるとのこと。

キッチンカーでの営業も始められました。
そちらでも真空低温調理をしたとんかつと鶏胸肉のかつを提供中。
※メニューは変わることもあります!
※三芳の市役所で毎週金曜日出店されています

「キッチンカーは、台風や災害時に何かあっても、ガス釜でご飯も炊けるし、キッチンカーの発電機で、うどんだとか温かいものも提供できるので、何かあった時も地域の皆さんのお役に立てる事はないかなと思っています」とのことで災害に見舞われることが多かった房総半島では、もしまた何かあった場合に備えてこういったアイデアはありがたいですね。

店主さんとのお話語録

二代目 <br>川名義人さん
二代目 
川名義人さん

一般的にある通常の坦々麺と勝浦担々麺のハイブリットみたいな感じで珍しいラーメンです!心と体も温まって欲しいなと思います。ぜひ!お試しください!

◆住所
和光食堂
千葉県南房総市平久里中654

◆電話番号
0470-58-0955

◆営業時間
11:30〜20:00
◆定休日
水曜日
◆ 駐車場
お店の横にあります
◆テイクアウト
坦々麺はできません。
各種あり。お問い合わせください

ご当地グルメ・食べるべき一品Instagramでの紹介記事

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