館山・南房総のご当地グルメ。本場讃岐のうどん 天作で食べるべき一品は…「天作丼セット」(天丼+うどん)990円
お昼時はあっという間に席が埋まっていく人気店。うどんは讃岐うどんの製法で自家製麺。鰹ダシの効いたつゆ。甘からしょうゆベースのたれがかかってじっくりと旨い天丼は衣の厚ささえもこだわって作られている。
私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・
「天作丼セット」(天丼+うどん)
うどん
うどんの麺は讃岐うどん製法にしたがい厳選小麦粉と塩で保存料添加物なしで自家製麺。
どちらかというと細め。優しいダシの優しいつゆ。しょうゆが強いタイプではなく、出汁が強いタイプ。どちらかと言うと関西系。
出汁は、煮干し、鯖と鰹の入った削り節、北海道の昆布、でお出汁をとっています。
添えてあるのは、塩で締めてあるワカメ。3月頃、旬の時期になると、目の前の海、千倉で取れる生ワカメを提供する事もあります。シャキッとした仕上がりでこれまた絶品らしいですよ!
天丼
衣はザクザク食感が楽しい。かぼちゃも野菜も甘くてうまい。素材も美味しく、タレは薄く見えるがしっかりとした芯のある味わいをもち、甘くて奥深いコクがある。ご飯も水分を吸ってべったりすることなく、米粒が立っている
お米は親戚の方が米農家をされているのでその地元のお米を使用。
天丼用、天ざる用、持ち帰り用の天ぷらは全て揚げ方、衣のつき方、衣の濃度、小麦粉の濃度が違います。
天ざるや天ぷら単品注文された時は、衣は薄く揚げてサラッと食べられるように。
天丼は、しっかりタレを包むように厚めにしている。
そして、時間が経ってもサクサク!
タレについて、醤油、みりん、砂糖(普通の砂糖ではない)、水飴(種類豊富の中から選んだ甘すぎないもの)、ザラメなどで作られています。
このタレは、天丼と角煮のそれぞれのご飯にかかってます。
一品編集部
リナ
まさに店主栗原さんを想像させる様な優しい味。うどんから丼ものから全て…毎日食べられる様なご飯。心もお腹も温かい気持ちになりました。
食べるべきもう一品
「大きい海老天丼」1200円
天作丼との違いは、海老の甘さと食感のバランスが取れた大きい海老を使用しているのが最大の特徴
おいしい海老を色々探して、選びだした海老で、大きいえびの方が調理している間に旨味が抜けにくいし食べてるな、という感覚を味わってほしいと店主栗原さん。
中にはこの海老だけを食べに来られる方もいらっしゃるらしいです。
タレは天丼のタレを使用。
添えられている天ぷらの野菜は季節により変わります。
今回の内容は、海老以外にキス、かぼちゃ、さつまいも、ナス、ししとうが入っていました。
編集長
プリプリの臭みの全くないドデカエビの甘さ香ばしさ。サクサクがいつまでも続く、濃く甘いタレでいくらでもご飯がすすむすすむー!
さらに追加注文するなら
「角煮丼+うどん」1100円
※サラダ、おしんこ付
角煮自体はそれほど濃い味付けではなく、どちらかというとお肉の味わいや柔らかさを楽しむ。ご飯にかかっていたのは角煮と天丼も同じ濃いタレ
角煮は3段階仕込むほど手をしっかり加えている。
1回目で一晩寝かせて脂っぽくないように処理して2回目、3回目で漬け込んでいく
お店のはじまりと店主の想い
創業は2000年頃。
栗原さんが建てられた天作さんの建物で、元々中野でうどん職人をされていた方が一年程で都内に帰ってしまいお店が空いてしまいました。
そうしたところ、お爺さまがお店をやる!となり香川のうどん大学に通い勉強され、その後、栗原さんもうどん作りを学び、ひき継がれたとのこと。
うどんもしっかり捏ねて作っており、タレから何から何まで全て手作りで提供されているお店です。
店主さんとのお話語録
栗原さん
うどん天作の麺はその讃岐うどんの製法に従い、厳選された小麦粉と塩とを用い、保存料・添加物は一切使用しておりません。
◆住所
本場讃岐のうどん 天作
千葉県南房総市千倉町大川1300−6
◆電話番号
0470-43-8115
◆営業時間
11:30~15:00
18:00~20:00(土曜日のみ)
◆定休日
木曜日
◆ 駐車場
お店の側にあります
◆テイクアウト
各種あり。お問い合わせください
ご当地グルメ・食べるべき一品Instagramでの紹介記事
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