館山・南房総のご当地グルメ。サンドカフェSand cafeで食べるべき一品は…「ホームメイドショコラ アイスクリームとフルーツ添え」600円
とある貴婦人から受け継がれた秘密のレシピ。甘すぎない温かチョコがとろ~り溶け出すフォンダンショコラに鮮やかな果実。ゆっくり時が流れるカフェ。すべてが相まって奇跡のような新しい今日を感じる。
私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・
「ホームメイドショコラ アイスクリームとフルーツ添え」
甘すぎないフォンダンショコラ、とろりとビターなチョコと、熱いと冷たいさっぱりアイスが非常にあう。季節のフルーツもいっしょに食べるとほんとうに最高の大人のスイーツ。
フォンダンショコラ・ストーリー
ポルトメゾンルームスのオーナー仲川さんと海岸美術館(写真家浅井慎平さんの写真などが展示されていた。現在は閉館)で一緒に勤めていた時に、千倉に別荘を持つ貴婦人が来られてお知り合いになり、サンドカフェのお店を出す時にも来てくださった。
ケーキを作るのがお好きな方で、ある日フォンダンショコラを持って来てくださったそう。
そのショコラが美味しい!と感動。
最初は、貴婦人の方に作ってもらって届けてくれていたものをお店で出していたが、別荘を引き払って帰られるという事で、レシピを教えていただき、奥様が少し改良し、いまのショコラが完成したのです。中をトロトロに作るのは中々難しく、相当試行錯誤されたようです。
その貴婦人に出会わなければショコラは今メニューにはなかったと思えば、人の縁がつないだスイーツと言えるのではないでしょうか。
さらに追加注文するなら
「ハウスサラダ」780円
他にない、こだわって色んな種類の野菜が入ったとにかく具沢山のサラダ
「サザエカレー」1450円
千倉特産のサザエをカフェ風にアレンジ。肝をルーに加えて風味を出しました。
「あんみつ」
地元の天草を使い、ちょっと緩めに、つるんとした硬さに作り上げるこの絶妙な硬さがポイント。添えられているのは、少し手を加えた杏子、煮出した赤い豆。
編集部 リナ
温かい中からとろーんと出てくる甘すぎないチョコ。
フレッシュな果物といただく至福な時間。
お店のはじまりと店主の想い
創業1994年
昔から海と珈琲のある時間が好きだった店主の込山さん。ヘミングウェイが好きで、老人と海という小説が好きだった。
海でサーフィンをして遊んだ後に、ちょっとフラ〜ッと足に砂をつけたまま、海沿いで珈琲でも飲めるお店があったらいいなとずっと思っていたところ、妹さんが嫁がれた土地を貸していただけるという事で、思い切って建てられた。
粗野な板張りの海の古屋、ボートハウスの様なお店のイメージがありサーフィンの先輩が大工さんだったので、それを伝え、内装は小説のイメージ通りのお店ができたそうです。
外壁も板張りが良かったみたいですが、住宅街なのでそれは断念。逆に、店内と店外のギャップが出来てよかったかなとおっしゃっておられました。
コーヒーは館山のサルビアさんと千倉のモンテカフェさんの2種類で焙煎してもらっています。
店名が刻印されているマグカップは、比較的大きめで寸胴形のホテルマグという形で、気取らない、オフな感覚を味わっていただきたいという思いからなんだそうです。
確かに、オフな気持ちになりますよね!
店主さんとのお話語録
込山さん
ゆっくり流れる千倉時間を過ごしてほしい。一通りデザート、食事、お酒があり、使い勝手のいいお店を目指しています。
モーニングもやっているので、たまには家と違う場所で朝ご飯食べに来てください!
ちょっとおおらかな、サンドカフェらしさのメニュー作りを意識しています。とにかく海沿いのこの千倉が大好きで千倉を盛り上げたいです!
◆住所
サンドカフェ
千葉県南房総市千倉町瀬戸2908−1
◆電話番号
0470-44-5255
◆営業時間
10:30~17:00(L.O16:30)
◆定休日
月曜、火曜日
◆ 駐車場
お店の前にあります
◆テイクアウト
ドリンク可
ご当地グルメ・食べるべき一品Instagramでの紹介記事
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