館山・南房総のご当地グルメ。珈琲館サルビア本店で食べるべき一品は…「エビグラタン」990円

もったりした濃厚ホワイトソースにからむマカロニとぷりっぷりのエビ。チーズの風味、バターやミルキーな香りと、うま味のオンパレード。パンにつけて食べても最高なやつ！珈琲館と謳われているからといって喫茶店だと思ったら大間違い。ここは洋食レストラン。

その中でも選んだマカロニグラタン

具材はマカロニ、エビ。開業当時の駅前のレストランからほとんどレシピも変わっていなく、特に寒くなってくると、お客さんは食べたくなってよく注文がはいるそうです。

小麦粉バターを炒め、牛乳と溶いて濾す。さらに素材がなじむまで加熱しつづけ、エビも別で調理して、エビのダシや玉ねぎを入れてさらに濾すなどといった手間のかかる工程をへて丁寧に作られています。マカロニもクラシックな昔ながらのものを使用し、懐かしい雰囲気も味わえますね！

食べるべきもう一品

「プリンアラモード」７１５円

湯煎張ってプリン型の下にカラメル入れて、そこにプリンの生地を入れてオーブンに入れて焼き上げる製法は創業当時から同じで変わっていないそうですが、店主のお父様が最初プリンを作り上げ、そこからさらに試行錯誤繰り返し現在の仕上がりになっているとのこと。

プリンは卵、牛乳、バニラ、砂糖のみのシンプルな材料で作られていて、昔プリンと言えばこの卵感が強めのものだったと思い出します。生クリームも丁寧に泡立てられていることがわかるしっとり柔らかでミルク感があってよくあいます。

アイスも昔からずっと変わっていないそうで、さっぱりした味わいのものでこれもまた懐かしさを醸成してくれる。

果物も美味しいものを選別し、バナナはあの有名な佐藤バナナを使用。

さらに追加注文するなら！

自家製ケーキ。季節のものを使って丁寧に作られているふうわりやわらかクリームの甘すぎないいくらでも食べられるもの。
キャラメルトースト。ぶあつく切られたパンに染みこむキャラメルソース、さらに上に載せられたクリームが濃厚なコクがあり、喫茶スイーツの王道を感じさせてくれる幸せな一品。

店のはじまりと店主の想い

1971年1月創業　館山駅東口にレストランサルビア開業。お客さんの７割は地元の方、３割ほどが観光客ということで、昔から変わらず多くの方に、５０年以上も愛され続けている館山の誇るカフェ・喫茶店のひとつ。基本的にはメニューを昔からほとんど変わっていない。

現在はコーヒー豆の小売販売、オフィスへのコーヒーメーカー等レンタル、飲食店への卸販売などを行われています。館山市内の飲食店舗でもサルビアさんの珈琲豆を使用しているお店は少なくありません。

市場に合わせるのではなく、時代に合わせてなにかをかえるのではなく、こういうふうに作りたい、美味しいと思っているものを提供したいと考えておられます。

珈琲に対するこだわり

品評会の上位品目は追いかけないようにしていて、ただ高価ではなく、自分が日常的に無理なく溶け込めるような珈琲を作っておられます。珈琲を家庭で淹れる際にも、コーヒーメーカーを推奨しているくらい。良い豆を使って昔からの方法がベースで焙煎がきちんとおこなわれています。

珈琲豆は生きている　の意味は、

コーヒーは単なるコーヒー豆生鮮食品と同じように鮮度や生き物だから素材を選んできちんと調理すべきという考え方なんだそうです。

SALVIA COFFEEは千葉南端の南房総館山市にございます珈琲の専門店です。 創業1973年～美味しいお料理の最後を飾るコーヒーも、美味しいものをお出ししたいという思いから、自家焙煎珈琲をはじめました。 商品へのこだわりは『飲んで美味しいコーヒーが一番』だと考えており、品評会上位品目に囚われず、積極的にテイスティングして美味しいと思ったコーヒーを取り扱っております。 独自の改良を重ねたロースター（焙煎機）は、吸気・排気効率を計算し、ロースターの蓄熱でふっくらと芯まで均一にローストしております。 仕上げにハンドピック作業を徹底的に行い、香ばしく、深い味わいで、後味のスッキリとしたコーヒーに精製しております。

google my businessに掲載された店からの説明

店主さんとのお話語録