館山・南房総のご当地グルメ。こしひかり弁当で食べるべき一品は…「あまから唐揚げ弁当」500円
おばあちゃんの熟練の技が光り冴え渡る、甘辛ひみつだれが染み染みの比類なき唐揚げ。思い出すだけでよだれが溢れて止まらない思い出。口にするたび求めていたのはこれこれこれ!ときっと何度も頷くはず。
食べるべき一品は…
✨「あまから唐揚げ弁当」✨
醤油甘辛ひみつだれが染み染みの柔らか肉。からあげはじっとりとたれを吸って、しかしサクサク感をいまだ失わず、あと引くうまさ。店の前を通るたび、この味を思い出してしまい、そしてお腹がすいていると立ち寄ってしまいます。
35年以上前に六軒町にあった吉田屋肉店の甘辛唐揚げという名物があったものを再現したもの。固くならないでちゃんと火が通るように、肉を切るときも、固くならないで火が通るレベルの切り方をするため、肉包丁ではなく柳刃包丁と出刃包丁で切っており、さらに、83歳の寺岡おばあちゃんがからあげを専門的にあげています。
「若い人だとできないんです。ずーーっとやってやってやりつくして。固くならないでなおかつ完全に火が通るという状態で揚げるのはこれは難しいんですよ。」
と植松社長はおっしゃられました。
お米は社長も自慢するおいしさで、噛めば噛むほどに甘く、ねばりが相当でてきます。冷え切ってからもちゃんと美味しいお米なのが特徴。基本全部のお弁当を、三食食べられるような家庭料理のようにしたいと考えておられるそうです。
食べるべきもう一品
「四色野菜弁当」540円
いつも予約などですぐなくなってしまうという40年前からあるメニュー。
桜臀部使ってるお店があまりないという事もありお年寄りにも愛されている。
甘ジョッぱく煮詰められた合い挽き肉
さわやかな紫蘇の漬物
ふんわり錦糸卵
甘い桜でんぶ
お野菜は日々変わる
今回は、高野豆腐、きゅうりとにんじんのシーザーサラダドレッシング。
農協の直売所、味の素のコロッケ、畑で採れた自家製茄子。
開発秘話
南房総の土、緑、菜の花、太陽をイメージして作られたというこだわりを強く感じられるお弁当の一つです。
編集長
あまじょっぱく煮詰められたそぼろ、さわやかなお漬物、ふんわり錦糸卵に、甘い桜でんぶ
が、冷めても美味しいもちもちとした長狭米のお米とよく合う!
さらに追加注文するなら!
丸い容器に入ったおにぎり3個に、コロッケとゆで卵がついたUFO弁当。454円
40年前位に当時の安房南高等学校女学生が命名してくださったそうで、今でも「UFO」ください!と言うお客様もいるみたいです。
店のはじまりと店主の想い
会社の創業は明治時代に4代前の植松さんが日露戦争の従軍から帰ってきて、米穀・製粉・麹の生産を開始。その後、米穀卸、食品総合スーパーを経て、現在はお弁当製造販売、学寮給食、温室の施設園芸農業の水耕栽培、しいたけ栽培などはばひろく経営されています。
今の弁当屋を立ち上げたときのコンセプトは…
世の中にコンビニが一軒もなく、24時間営業の店がない頃、建設現場、釣り客、ダンプなどのトラックドライバー向けに、ボリューム多く安くて作りたてのお弁当を提供してきた。オフィスワーカー向けというより、肉体労働者向けに作ってこられた経緯があり、量は多めに作られています。
店主さんとのお話語録
お米は長狭米の中でも美味しいお米が取れる場所のお米を入れているのでちょっと美味しいです
◆住所
こしひかり弁当 丸六商店
千葉県館山市北条1538
◆電話番号
0470-22-0717
◆営業時間
○月曜~土曜 6時00~14時00
○日曜日 8時00~14時00
◆定休日
なし
◆駐車場
お店の横にあります
◆テイクアウト
できます