館山・南房総のご当地グルメ。TATEYAMAイタリア食堂で食べるべき一品は…「地魚と魚介のリゾットからすみ添え」1780円(ディナー版)
ひとくち口に入れた瞬間、いきなり快感が突き抜ける!!凝縮された風味豊かな魚介の複雑なうま味がじっくり染み込んだお米とだし汁がヤバすぎるうまさ。
食べるべき一品は…
地魚と魚介のリゾットからすみ添え
いままで知らなかったのが惜しまれるほど、濃厚でさまざまな魚介類のあわさった魚介の味が濃縮された複雑な深みのある出汁とオリーブオイルとそれが染みたお米。それがお皿全体に行き渡り、一口食べた瞬間に脳に旨味からやってくる快楽が突き抜けていき幸せな気持ちになれる一品!
地元のからすみを使い、シチリアのイタリア岩塩を使った塩味のリゾットで、イタリアでもからすみはよく使われるそう。からすみは館山のまるい鮮魚店で作られているものを使用していますが、時期で館山のものがなくなるとイタリアのからすみなどを使うこともあります。魚介類を煮込んで素材の味をだし、魚介の旨味を存分に出していて、そのスープをごはんに染み込ませることを前提に調理をされているという丁寧な仕事がみえます。
ごはんは館山産のお米を使っていて、貝類で入っているものは、ながらみ、ムール貝、ホンビノス貝、あさりなど季節によって魚介類の種類は変わってくるので旬も感じられます。
日本人の口に合うように調理されているためイタリア色はそれほどないけれど、とても食べやすいと思います、とシェフ。生クリームやチーズやバターを使うようなリゾットもありますが、この料理のイメージは雑炊のようなもので年配の方も食べやすく仕上げておられるそうです。
編集部 リナ
何種類も入っている貝類から出てくる旨味。食べるごとに風味も変わり最後まで口の中がパラダイスになります
イタリア食堂を愛しサインを残す方たち
ジャック・マイヨールさん
ジャック・マイヨールさんと言えば、フランス人フリーダイバーで、自伝的な映画「グラン・ブルー」での世界的に有名になりました。館山に別荘を持っていて滞在していたこともあり、館山にはゆかりの場所や店、縁があった人が点在していますが、このイタリア食堂もそのひとつ。
「本場のイタリア料理だ!と、お褒めの言葉をいただきました」と教えて下さいました。
イタリア人のピザ窯職人
館山にあるカフェテリアSTELLA DI MARE ステラディマーレに本格的なイタリアのピザ窯を作りに来ていたピザ窯職人さん。イタリア人の方は毎日イタリア料理じゃないとダメ、という事で通ってくれたそうです。
「そのイタリア人が書いていってくださった。ナポリの方で魚介のトマトリゾットを気に入ってよく食べてくださいました。」
※ステラディマーレに取材した際、このピザ窯は非常にこだわって作られた店舗のキッチンに備え付けられた本格的な自慢のピザ窯と紹介いただきました。
金メダリスト田村悦智子さん&画家井上文太さん
モントリオールオリンピック バレーボールの金メダリストの田村悦智子さん。館山スポーツ親善大使にも委嘱されておられます。
画家の井上文太さんは、NHKの人形劇のキャラクターデザインなども手掛けたアーティスト。館山芸術大使にも委嘱されておられます。
さらに追加注文するなら
【ズワイガニのトマトクリームソース】1420円
【地魚カルパッチョ】860円
こちらも頼まれるお客さんがおおいです。和食とは少し違い、オレンジのピールを使っているのが他とは違います。
【ピザ】S 880円〜、M 1180円〜
こちらもオススメで、生地を二十年かけて少しづつ変えられていて、イタリアのビールを入れたりしてるので生地がふんわりと柔らかいんです。
店のはじまりと店主の想い
2000年7月に開業。仲のいい穏やかなご夫婦が経営されている本格イタリア料理が楽しめるお店。
シェフの旦那さんは、15年くらい東京のイタリア料理店で勤め、その後20年以上ずっとこのお店で鍋を振っている。料理にはできるだけ地元のものを使いたいという思いをお持ちです。
店主さんとのお話語録
うちは年配の方がお客さんで多いので、年配の方が食べやすいように、このリゾットは雑炊のようなイメージで作りました。
◆住所
TATEYAMAイタリア食堂
千葉県館山市北条2903 マラガモール 2F
◆電話番号
0470-23-2745
◆営業時間
11:30~16:00(l.o14:30)
17:30~21:30(l.o20:30)
◆定休日
月曜、火曜(ディナータイム)
◆ 駐車場
お客様専用駐車場 5台
近くのコインパーキング『ミモザパーク』に停めるとお一人様¥1,000以上のお会計で、2時間までのパーキング代金お支払いサービス
◆テイクアウト
できます。