塩しめ鯖/炒りさんが丼
-味の蔵ふたご

塩しめ鯖

館山・南房総のご当地グルメ。ふたごで食べるべき一品は…「塩しめ鯖」900円

日本各地でウマい魚を食べまくっている海洋環境専門家の木村尚さんが「まじ、うめえよ!!ここ!」と叫んでおられるので、間違いはない。
圧倒的に他とは違うしめ鯖ですから、この料理の概念が良い意味でくつがえされますので、ご覚悟を。

食べるべき一品は…
✨「塩しめ鯖」✨

良い脂ののった新鮮なサバを選ぶ。季節によってもサバも脂の乗り過ぎているサバとか大きさなどを見て、マスターの手の感覚で、塩で締める時間などをマスターの感覚で決めている。ですので作り方を教えることもあるけれど、皆さん同じようにはできないみたいです(笑)

ポイントとしては、魚の肌を触って微妙に変える必要があるらしいが、これは長年の感覚がないと絶対的に難しそうです…(笑)

時期によってサバが小さくなってしまので、マサバが小さくてもゴマサバがあればそれも使います。しかし基本的に脂のないサバは使わない。

圧倒的に他と違うのは、酢でしめてない事。塩で締めてポンズで食べる為、臭みやツンっ!!っと感が全く感じず、すっきりと美味い!しめ鯖が苦手な方でも一度は挑戦して欲しい一品であります。

実はこのお店は、日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演されている、海洋環境専門家の木村尚さんから教えていただいたお店で、木村さんもこのしめ鯖は大好物。

店内に色紙も掲げられているとおり、かなりお気に入りのお店です。

木村尚さんのサイン

丁寧にしめられたサバはサバの美味しさがぎゅっと集められ、さらにサバ独特の臭みを抑え、旨さだけを引き出し、さっぱりとした苦味の少ない大根おろしが、それをさらに高める良いサポート役をになっているここでしか食べられない一品。ご賞味あれ!

食べるべき一品<br>編集部 リナ
食べるべき一品
編集部 リナ

しめ鯖は元々好きではありましたが、ふたごさんのは全然違う‼︎苦手な人も克服できるのではないかと思う…(笑

しめ鯖の概念が変わります。

食べるべきもう一品

「炒りさんが丼」1500円

炊いたご飯の上にキャベツの千切りとマヨネーズ。アジを捌いて丁寧に小骨をとったあと少したたき、卵や薬味とともに炒っていく、マスターの調理を見ていてこれがどんな料理になるのだろうと不思議に思っていました。そして出てきたのがこちらの炒りさんが丼です。

食べるべき一品<br>編集長
食べるべき一品
編集長

魚の味、卵の風味、シャキシャキなキャベツとマヨネーズがしっかりと混ざり合い、濃厚に醤油や薬味の混ざる香ばしさが鼻から抜けてゆく。魚のこんな美味しい食べ方もあったのかと衝撃を受ける。この上ない極上の味わい。

添え物は日によって変わりますが、今回は、

・たたききゅうりにみょうがと生姜の自家製お漬物

・なまりの酢の物
かつおのなまりにきゅうりとみょうがとしょうがを三杯酢で漬けているもの。
なまりとは、生利節(なまりぶし)…鰹節になる前のものでこれを干すと鰹節になる。房総の方ではなまりと呼び、サバのなまりもあるらしい。なまりは基本三杯酢で食べるもの。臭みとは無縁なふんわりとしたカツオとその独特な香りを楽しめ酢でさっぱりとおいしい。

さらに追加注文するなら!

【さんがコロッケ】

こちらも結構頼まれる事が多く、しめ鯖の次によく出るみたいです!

じゃがいもと混ぜるわけじゃなく、さんが焼きにパン粉衣がついている感じで、中はびっくりするほどフワフワ!!何にもつけなくとも素材の味がしっかりついており、美味しくて思わず笑みが溢れる^ ^

★おすすめの食べ方は、ソースではなく!まずお塩で食べてみてくださいね!

●プチ情報

アヒル5羽飼っていて、毎朝卵産むので、メニューで濃厚で大きいアヒルのゆで卵もあります!

※魚は食べないというお客さんのために、牛すじの煮込みや牛たたきや豚の角煮を作ったり、煮込み料理が好きなので、豚のなんこつを煮たり作ったりすることもありますし、

また、四季折々、秋の天ぷらのきのこ、牡蠣、栗などの天ぷら盛り合わせ、春は菜花の天ぷらにしたり、この時期じゃないと食べられないよというものを出してくれます。たけのこの時期には、たけのこ、ふき味噌のホイル焼きなど、四季のお料理を楽しみにしてくださるお客さんも多いです。

店のはじまりと店主の想い

元々、別の場所でマスターが居酒屋をしていたが、移転を考え探していたところ、見つけたここの店舗はうなぎ屋だった。ここに居抜きで入り、15年前7月1日にオープンされました。

オープンの理由は、せっかく館山でやってるからできるだけ地の魚を使って、いわしだとか、小さな魚でもこんなに美味しいんだ!と、遠くからくるお客さんでも満足できる料理を提供したい。と思ったからだそうです。

店主さんとのお話語録

ママさん
ママさん

東京のお客さんが多いが、たくさん来て入れなくなると嫌だというのでお客さんは他の人にご紹介してくれなかったりしますよ(笑)

うちに来るために、マイグランドという近くのホテルをとって、ここで食べて、次の帰るというお客さんも何人もいらっしゃいます(笑)

◆住所
ふたご
千葉県館山市北条2911

◆電話番号
0470-24-5044

◆営業時間
17:30〜22:00(L.O 21:30)
◆定休日
月曜日
◆駐車場
あります
◆テイクアウト
生ものが多い為できません