館山・南房総のご当地グルメ。ラーメンサンガで食べるべき一品は…「特鰹豚麺（味玉入り）」（ラーメン）１０００円

すこし縮れた麺がスープとよく絡んで濃厚なカツオとしょうゆ風味がガツンとやってくる。チャーシューもほろほろでじっくり味が染みており、めちゃくちゃトロトロで旨さとともに口の中で溶けていく！

私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・

「特鰹豚麺（味玉入り）」

スープのベースに使われるのは、豚と鶏の骨。

醤油ダレに使われているものは、2種類のカツオ。その内のひとつ、ソーダガツオは、野趣あふれる味が特徴。動物性のスープにも負けない味が出るので使用しています。

他は、サバ、煮干しで、お魚のダシは合計この4種類。

チャーシューは

「寒いところのお肉が美味しいので、そういうところで育てられたお肉を探してますが、基本は日本人の方がチリで作られてれるところがありまして、そちらのお肉を使っています。」

とのこと。こんなところにも非常にこだわりを感じますね。

継ぎ足しの、醤油とニンニクとお酒とお塩と昆布を使ったタレにつけて低温調理。

その結果として、美味しい豚肉がトロトロに柔らかいチャーシューに仕上げられています。

麺は、ちぢれ中細麺を使用。

卵は和田の有限会社武山ポートリーさんの卵を使用していて、鴨川でお店をされていたときに来店されていたお客様がそこの社員さんだったことでつながりができたそうです。

食べるべきもう一品

「つけ麺」￥850

ラーメンのスープよりも鰹節と昆布を多く使われていて、昆布を多く入れる事によってとろみが出て麺とよく絡み、動物性ではなくなるだけ植物性のものと考慮され、コッテリと濃い割にはくどくならないように仕上げたたそうです。

元々つけ麺は太麺でしたが、スープを改良していく内に他の麺はどうかと考え、試行錯誤繰り返し麺屋さんにいくつか送ってもらった中で、もちもちしていて食感がとても良く、これだと決めた麺が、らぁ麺やまぐちプロデュース麺の羽田製麺「麦の香」というこだわりの麺で、無添加、国内産の小麦で作られたもの。

つけ麺のみこの麺を使用されています。

お店のはじまりと店主の想い

2017年開業。　

元々、らーめん頑頭GUNSというラーメン屋を2005年に開業。６年やっていました。根本は一緒ですが今のラーメンよりコッテリでした。

館山に無い魚介醤油豚骨ベースのラーメンを作ったら皆さんに喜んでいただけるんじゃないかという想いから、再度開店されたそうです。

お話を伺っていて感じたこと、それは、店主の栗原さんはとにもかくにも、美味しいラーメンを作ることがものすごく好き！ということでした。こんな方がラーメンを作れば、それは美味しいに決まっていますよね。

店主さんとのお話語録