館山・南房総のご当地グルメ。やきそば まるじゅうで食べるべき一品は…「やきそば」500円
もっちりとした太めのそば。濃すぎないで優しさどこか懐かしさのあるソース。辛いソースを追いがけするとさらにコクが増す。大人になっても忘れたくない、やさしいご夫婦のいる懐かしい空気に癒やされる。
私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・
「やきそば」
試行錯誤のため、色んなソースの味を試し化学調味料は使わず、こだわってこだわって厳選した4種類のソースをブレンドしたソースを使用しておられます。
この4種類のソースを決める時も、48本のソースを取り寄せ、1週間でブレンドのソースを決めなければならなかったとき、全ての味を試す為、口の中をリセットするためにレモンをかじっておられたそうです。
それが美味しかったのでサッパリ召し上がりたかったり、ソースが濃かった場合に使っていただくためにレモンをお出ししてるとのこと。
舌にチリチリっと山椒が残るのは、花山椒とブラックペッパー。
そば麺も色んな麺を試し色々と調べた中で決めたちょっと太い麺。
一人前200g。
焼きそばは、基本150gだけれど、ここで提供するには満腹感が無いと思ったのと、ここでだす焼きそばは、キャベツと肉のシンプルな野菜とお肉しが入ってないので、製麺屋さんに200gに量を増やしてもらったそうです。
普通は細切れを使用してるところが多いのですが、まるじゅうさんはお肉も特注でちょっと厚めにして頼んでいるとのこと。
編集部 リナ
もっちもちのやきそば。優しい雰囲気のご夫婦から出てくるこの焼きそばは、どこか懐かしい味がして、夏のお昼に外で食べたくなります!
さらに追加注文するなら
「ふらい」500円
行田のお好み焼き。厚めのもっちりと伸びのある生地に濃厚ソース。結構お腹いっぱいになります。
フライは埼玉県行田市のB級グルメです。
まるじゅうHPより
戦前農家で手軽に作られていたフライは、腹持ちが良いこともあって、昭和初期の行田で全盛期を迎えた足袋工場で働く女工さんのおやつとして人気がありました。
その名の由来には、行田周辺が布の産地だったことから「布来(ふらい)」になったという説があります。
そのほかにも、フライパンで焼くからフライ、「福よ来い」に引っかけてフライになったなど、いろいろな説があります。
ふらい焼きそばというのは焼きそばをオムレツの様に挟むものです。
モチモチさを出すために行田の方で使われている小麦粉にこだわってる長ネギ、お肉、乾燥エビが入っています。
お店のはじまりと店主の想い
行田から移住してきたご夫婦が経営されています。
何か飲食店をいつかやりたいなぁと思い、色々な努力をして開業にいたる。
旦那さんは、食品衛生責任者養成講習会修了され、奥さんは、調理師免許を取得。
場所をここに決めたのは、木更津から館山までの間で2年間探し回り、やっと決めたのがここ。内装は、全てお二人でクロスを貼られたりして3年かけて作り上げた。
軌道に乗ったと思ったら震災にあい、石丸さんご夫婦がそれぞれ4年間別の場所で働くことになったが、5年目に再開。
注文が入ってから作る為、お待たせしてしまうからと、お通しを出してくれます。
元々秩父で作られているこんにゃくをお通しで出していたが、今は群馬にあるこんにゃくパークのこんにゃくに、まるじゅうのお母さん特製ソースをかけて出してくださいます。
夏はこんにゃくを細切りにして鷹の爪で炒めた物や胡瓜の漬物など季節によって、出してくれるものが変わります。お母さんの温かいちょっとしたサービス。
店主さんとのお話語録
自分達がソース焼きそばが好きで、美味しいと思ったものをお客様にも食べていただきたい!
◆住所
やきそば まるじゅう
千葉県館山市川名663−3
◆電話番号
0470-27-2663
◆営業時間
(10月~2月)11時~17時
(3月~9月)11時~18時
◆定休日
5と10日が付く日
◆ 駐車場
お店から15mほど館山方面へ向かうとあります
◆テイクアウト
できますが早めにお電話お願いいたします
ご当地グルメ・食べるべき一品Instagramでの紹介記事
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