ハンバーグチーズ/ディナーのコース料理
−レストランとまと

ハンバーグ チーズ

館山・南房総のご当地グルメ。レストランとまとで食べるべき一品は…「ハンバーグチーズ」1100円

ライス、サラダ付き。+飲み物で1300円

あふれだすチーズと肉汁!濃厚デミグラスソースと出会うとめくるめく夢のはじまり。確かな技術と豊かな経験から生み出される料理は感動さえ覚える。館山の誇る洋食レストランの老舗。

私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・

「ハンバーグチーズ」

感激するほど美味いハンバーグ。肉々しい美味しさはステーキのよう、しっとり柔らかいのは合い挽きだからか。

とろーりミックスチーズ、隠しエダムチーズ生クリーム。野菜にコンソメスープでゆがかれていて、全てに手間がかかり、丁寧な仕事を感じる。

ハンバーグチーズについて

中にはトロトロのミックスチーズ、隠し味でエダムチーズも上からかけてそこへ生クリームを入れて焼かれています。最後に上に乗せてるのはトマト。

ハンバーグのお肉は牛が8割、豚が2割の合い挽きで、牛100%にしてしまうと柔らかさがなくなってしまうので、牛多めの合い挽きを使用しているとのこと。

形の由来

最初は目玉焼きを上にのせるとか、チーズなら上にスライスチーズを乗せるのが主流だったが何か変えたいなぁと考え、興味があった陶芸を見ていたとき、ハンバーグも真ん中を空洞にし、周りを囲い、中に卵やチーズなど入れてみたらいいんじゃないかなと考え、今のハンバーグの形でためしてみた。

この器のような形にしても割れないようにする工夫、工程があるそうです。

オニオングラタンスープ

スイスの2大チーズの一つのグリュイエールチーズを使用

いい食感で絶妙な歯応えを意識し、水にコンソメの素を入れて塩胡椒で味付けをして、沸騰するまで茹でるが硬さを残しながら仕上げています。

デミグラスソースのこだわり

2週間かけて作られています。

最初に鶏ガラと牛の骨を焼いて野菜と牛すじもいれ2日間煮出して、一度こして、またトマトを煮詰めたペーストと牛すじと粉と油で作ったブラウンルーも入れてまた煮込み、濃度を付けて調整していく。

赤ワインも30リッター使い大きい寸胴に一本半くらい出来上がります。

つけあわせの野菜について

添え物の野菜は基本地元のお野菜を使用していてお皿に12種類くらいそろえるようにしていて、お客様の健康を考え、野菜を沢山乗せようと思ったとのこと。

セロリ、カブ、レンコン、ニンジン、ピーマン、ブロッコリー、ヤングコーンなど。

水にコンソメの素を入れて塩胡椒で味付けをし、沸騰するまで茹でるが、ある程度の硬さを残しながら仕上げています。

食べるべき一品<br>編集部 リナ
食べるべき一品
編集部 リナ

溢れんばかりの肉汁。ハンバーグを割った瞬間に溢れてでくる、見ても伝わる旨味。これは食欲をそそります。
生クリームなど入っているからか濃厚でコクのあるソースとしっかり丁寧に手ゴネで作られたお肉との相性といったら…なぜか落ち着くレトロな音楽を聴きながらいただくお料理です。

食べるべきもう一品

「ディナーのAコース」1600円(ディナーのみの提供)

ディナーではぜひこの低価格でいただけるコース料理をおすすめします。とまとオーナーシェフの料理に対する真摯な姿勢とそれを食べるお客さんに対する想いを感じることができるでしょう。

Aコースに含まれるのは、
パスタ/スープ/お魚料理orお肉料理/パン/サラダ/デザート/コーヒーor紅茶

お肉料理は以下より選択できます

ビーフシチュー、牛ロースステーキ、ハンバーグ、チキンの赤ワイン煮

お魚料理は以下より選択できます

ブリ、白身魚

今回選択したお肉料理は、
サーロインの牛のロースステーキ(オーストラリア産)。

脂をほとんど取ってあり全然脂っぽくなくとても柔らかい。かかっているソースはデミグラスをベースに、スイートワインを使用し、ワインビネガーを入れて酸味を効かせているソース。

添え物の野菜は素揚げではなく、食感の良さから天ぷらにされたそう。季節によって変わりますが今回の野菜はじゃがいも、ピーマン、蓮根、茄子、かぼちゃで、どれもとても美味しい。

パンは館山駅前のパンの名店スルジェのパンを含めて5種類程度入ります。

今回のパンは、スルジェ製のトマトパン、クルミパン、オレンジパン、バターロール、バゲットのパンでした。

スープは、地元でも美味しいと評判のコーンクリームスープで、生クリームと牛乳とコーンをしっかり煮詰めて作られるじっくり美味しいもの。
※Aコースのスープは基本コーンクリームスープ。Bコースになるとコンソメスープになる事もある

今回のパスタはペンネで、かかっているソースは、アラビアータ系ソースで少し辛みがありますが、それはトマトの酸味と甘みをより活かす役割を果たしています。その日によって、ミートソースに変えたりもするそうです。

デザートは、夏ミカンのムース+季節の果物添え。
いつも同じではなく、季節に合わせた果物で作るお母さんの愛情こもったデザート。レモンとヨーグルトと夏ミカンの果汁とオレンジキュラソーを加えて香りよく後味さっぱりとさせてくれます。

これだけの品数と一品一品丁寧に作られたお料理をこの低価格でいただけるのはまさに驚きというしかありません。
ディナーは完全予約制となっていますので、ぜひ食べるべき一品を見たとご予約の上、楽しんでいただければと思います。

食べるべき一品<br>編集長
食べるべき一品
編集長

ステーキは柔らかく、ジューシー。噛めば噛むほどにいくらでも肉汁が溢れる。ブラックペパーがきいて、コクのあるソースがさらにステーキの旨さのレベルをあげている。

揚げたり蒸されたりしている添えつけられた野菜たちも丁寧な仕事がわかる、ひとつづつ味わいが濃く食感も楽しい。

クリーミーなコーンスープもものすごくクリーミーで味わい深い。

ヨーグルトムースはふんわり柔らか食感で少し酸味が効いていて、ソースは柑橘類ピールのビターさを生かしたもので、後味さっぱりすっきりとさせてくれる。

さらに追加注文するなら

・ハンバーグタマゴについて

ハンバーグの形はハンバーグチーズと同じ器型。生クリームが上からかかっており、器の中にはクリーミーなソースに包まれた半熟卵がはいっています。

中には半熟卵を目指してそこの下の上げ方、温度、鉄板の種類によって焼く時間も変え、卵のトロトロ感を出す焼き加減がとにかく難しいらしいです。

奥さま特製の季節のケーキも隠れ人気

とまとオリジナルケーキの「いちごフレーズムース

いちごのババロアが入っていて周りはアーモンドとチョコレートでブランデーがきいています。

旦那さんの田村さんが勤めておられたレストラン「サンシャイン」で少し似たようなドームケーキを旦那さんが作られていて、その知識を使い形は店名のとまとという形をイメージし真ん中に赤いいちごのババロアを入れてトマトに似せたそう。

季節によって変わるケーキはすべて奥さまが作っておられます。

お店のはじまりと店主の想い

創業1980年ごろ。フランス料理が基本のお店。

建物は元々お寿司屋さんの女将さんが喫茶店をされていたが、そこに居抜きで入りレストランを始められた。

いつも来店していただきありがとうございます!そして、混んでいて入れないお客様大変申し訳ありません。混んでいる時など、少し待っていただける方は、13時前後に来ていただけるとお席が空いていると思います。老夫婦2人でやっていますので、至らぬ点が沢山あるかと思いますがこれからもよろしくお願い致します。

googleマップでの店主の言葉

オーナーシェフ 田村誠さんの経歴

18才の頃

当時、渋谷の京葉線の二階〜四階まである京葉レストランという大衆レストランがあり、そこではじめての修行。

コック時代は最初からデザートまで作るのが基本。

他にも色んなお店を周り都内で修行されていました。

26〜27才の頃、

平砂浦カントリークラブの先輩に呼ばれ、ヘルプで来られたりしていた。

その後、

・昔館山にあったサンシャインというレストランのオーナーシェフとして活躍。

・暇つぶしというレストランに在籍。

・洲崎のロイヤルホテルの一階のレストランのオープンを手伝い、和食と洋食を担当。

店主さんとのお話語録

オーナーシェフ<br>田村誠さん
オーナーシェフ
田村誠さん

皆様の健康を考え、地元の野菜や魚をお出し出来るように、心がけてお作りしています

◆住所
レストランとまと
千葉県館山市北条2394

◆電話番号
0470-23-4265
ご来店の場合、なるだけお電話をお願い致します

◆営業時間
12:00~14:00
17:30~20:00(L.O19:30)
※月曜日は12:00~14:00
※ディナーはご予約のみ
◆定休日
火曜日
◆ 駐車場
店の道を挟んだ向かい側にあります
◆テイクアウト
前もってご連絡いただけたら可能です

ご当地グルメ・食べるべき一品Instagramでの紹介記事

未掲載