館山・南房総のご当地グルメ。かもめグリルで食べるべき一品は…「昔ながらのナポリタン」900円

「懐かしい」にとどまらない、ちゃんと奥深い場所から立ちのぼる上質なクオリティを感じさせるうま味と味わい深さ。大人になってもおいしいって実はこの質の高さが必要なんだと思い知る一品。

私たち編集部の選んだ食べるべき一品は・・・

「昔ながらのナポリタン?」

これぞ求めていたまさしく辿り着いた最終地点のナポリタン！と喝采を浴びせたい味わい。

懐かしさはケチャップのトマトや酸味、ウィンナーのあの味わい、マッシュルーム、ピーマン、パルメザンチーズ、パスタ茹で加減も程よく、また思い出したら唾液が湧き出し食べたくなる！

しかし、ただ懐かしいだけではなく、やはりそこはちゃんと奥深い場所から立ちのぼる上質なクオリティを感じさせる旨味を存分に宿しています。

オーパヴィラージュ梅津会長から昔ながらのものにしようということで、基本的にはシンプルに塩コショウとケチャップでストレートに作られているそうです。

その昔、町の喫茶店や洋食屋さんなどで出されていた太麺のウィンナー、ピーマン、玉ねぎ、マッシュルームが入っているような懐かしいナポリタンを目指したとのこと。

ナポリタンは多くの方にほんとによく食べられています。

食べるべきもう一品

「オーパニーニ」800円

あの館山にあるリゾートホテル。オーパ・ヴィラージュの『オ』をつけ、オーパニーニという名前を梅津会長がつけられたそうです。

パニーニはイタリアのソウルフード。
街角で食べるような、パンに具材をはさみ、専用の鉄板で焼いたサンドイッチ。
パニーニというパンを使用。

特にこのパニーニで重要なハムは、オーパ・ヴィラージュで作られている自家製ハムで、分厚くやわらかい塩味のきいた肉と脂の甘みが非常においしい。

他の入っている野菜は、基本地元のトマト、レタス、ピクルス、チーズが入っていて、卵は地元の宮本養鶏の卵を使用。

東京のサンドイッチ専門店で働いておられた経験がおありの店長さん特製の自家製タルタルソースとハニーマスタード。

タルタルソースは、玉ねぎとピクルスなどを混ぜ合わせたソースで、ハニーマスタードは、上品な風味のディジョンマスタードとはちみつを混ぜ合わせた少し甘めのソース。

素材とパンの美味しさを引き立たせる為になるだけシンプルなサンドイッチを目指したそうです！

さらに追加注文するなら

「ビーフシチュー」
仕込むのに３日間かかるので、ホテルのキッチンでないと作れない。そのため、ホテルで作ってカモメグリルに持っていっています。つまり、ホテルで提供されているものと同じもの。
それ以外はすべてかもめグリルで作っています。

「煮込みハンバーグ」
チーズとデミグラスの煮込みハンバーグは人気ナンバーワン。

「ステーキ丼」
地元の方はお肉を食べられる方が多いので地元の方には人気があります。

高橋店長は、店長考案の新メニューのフランス風ホットサンド「オーパニーニ」も、オススメだそうです！

★オーパヴィラージュの朝食でも使用されている、サラダ用の玉ねぎの入った「レタスのドレスというドレッシング」が発売されており、こちらもオーパヴィラージュのフレンチシェフである武田シェフ自慢の一品。道の駅等でも販売されています。

お店のはじまりと店主の想い

館山の南仏スタイルのホテルであるオーパヴィラージュ。その直営店としてかもめグリルがあります。

以前はオーパカフェという喫茶店でしたが、昔っぽい町の洋食屋さんというコンセプトに切り替え、かもめグリルというレストランに平成２２年１２月１日に変わりました。

店主さんとのお話語録